DIGAに分波器は必要なのか、気になったので雑に検証する。
今回は、ちゃんと書くこと覚えてました。
いや、これが普通なのですが。
UHFとBSは、別入力。
DIGAに限らず大抵のレコーダーはUHFとBS/CS入力が別々になっています。筆者は現在DMR-BRW520という安物を使用しています。例に漏れず、このBRW520もUHFとBSで入力が分離しています。
一方筆者の部屋に来ているアンテナはUHFとBS混合で、分波器があるので分波器で分けていたのですが、ある噂が入ってきました。
分波器は要らない、らしい。
見出し通りのうわさで、DIGAはUHFの方に混合状態のアンテナをぶっ挿せば勝手に分けてくれるらしいのです。分波器が要らないのであれば、かなり配線がすっきりします。毎日のように絡まったケーブルを解いている筆者にとっては割と大きな差。ぜひやってみようと考えたのですが、分波器を使った方が電波強度がいいんじゃないか、そもそも本当に分けてくれるのか、疑問だったので検証してみることにしました。
検証は、かなりざっくり。
実用面で問題が出なければ良いという考えなので、かなり雑です。
分波器を用いた場合とUHFに挿した場合のDIGA側の電波強度を測りつつ、その状態のDIGAから手持ちのKDL-32W700Bというテレビにアンテナ出力してこちらでもアンテナレベルを測るというものです。
DIGAとBRAVIAでメーカーが違うので、アンテナレベルの基準が合っていません。ので、DIGAとDIGA、BRAVIAとBRAVIAで比べて、飽くまで参考程度に。
まず、分波器。
DIGA側は
フジテレビジョン:最大64
BS11:最大57
BRAVIA側は
TOKYO MX:ピーク59
BSプレミアム:ピーク32
(写り込むので写真はありません)
いずれも受信可能範囲で全く問題ありません。チャンネルという条件は重要ではないという考えで合わせていません←
次に、UHFからのみ。
勿論分波器は外して混合状態のケーブルをUHF端子に接続しています。
DIGA側は
フジテレビジョン:最大62
BS11:最大26
BRAVIA側は
TOKYO MX:ピーク58
BSプレミアム:ピーク10
分波器は、使った方がいい。
結論としては、分波器は何かしら理由がない限り使うべきです。地上波はDIGA、BRAVIAも差は2程度、誤差の範囲で、無視しても良いレベルです。
一方、BSに関してはアンテナレベルがどちらも半分以下になっており(DIGA経由で拾ってるBRAVIAは当然ですが)、BS11やBSP等のFHDで配信している番組に限らず、1440*1080iで配信している番組でもブロックノイズが入り、まともに視聴はできませんでした。
分波器なしでも使えるという話がある以上環境によっては使えるのかもしれませんが、少なくとも筆者の環境では分波器を使った方が間違いなく安定しています。
BRAVIA繋いでた意味、なんだろう。