iPhoneXRを初期化したいので、iTunesのエラー4010を回避する。
【21/10/3追記】
記事の余計な部分を端折りました。
ちょっとした都合でiPhoneをiTunesから復元する必要があり、その時にエラー4010でコケたので、自分の環境で回避できた方法を残しておきます。
トラブルは、起きる。
iOSのファームウェアをDLし、いざiTunesが動き出したと思ったら、エラー。
iPhone "iPhone"を復元できませんでした。不明なエラーが発生しました(4010)。
やられた。
これ、実は11の時もハマったエラー。その時は30回くらいやったら成功したので、今回もその方針で行こうかと。
思っていました。
2周目。
リトライするも案の定4010で落ちたのですが、さっきとXRの様子が違う。なんと、Appleロゴにプログレスバーの状態でフリーズ。自動でリカバリモードに入りなおしてくれません。
しかも、Vol-が壊れているということは強制再起動不可。不幸中の不幸。
XRに限らず、iPhoneは、というか大抵のスマートフォンはOS起動前の画面は異様に輝度が高い。ということは消費電力が大きい。何が言いたいかというと、このXRは放置して自滅を狙います。
初期化前にフル充電したのが仇になるかと思いましたが、結果的には成功し、半日ほどでバッテリー切れ。
少し充電したら再度リカバリモードになりました。iOSは起動不可な模様。
4010は悩まされている方が多いようで、調べるといろいろ原因の考察や解決策等が出てきます。が、どれも確実性はなく、改善した人もいればしない人も...というかなり迷惑なエラー。
解決策として多く報告されているのが
- ケーブルを変える(純正品推奨らしい)
- USBポートを変える(マザー直付けのポートがベター)
- PCを変える
- 編集→環境設定→詳細 の、"匿名の診断情報および使用状況データをAppleに送信" を外す
辺り。筆者のように数十回試している人はあまりいないようです。
原因として挙げられていたひとつとして "メモリやストレージの破損" というものがありましたが、以上4点で改善されている事例が多いことからもこれは考えにくいように感じます。
筆者は11の時4つすべて試しましたが改善せず、でした。
筆者は圏外病iPhone7をうっかりリカバリモードにしてiOS飛ばした時も数十回やって回復したので、意外と数重ねるのは有効なのかもしれません。
関係ない話はさておき、PCやiTunesの再起動、再インストールをしてダメでほぼ手詰まりでしたが、インストーラ版iTunesは試していないことを思い出す。
Microsoft Storeから配信されているほかに、iTunesはインストーラ版が存在します。
で、ストア版iTunesはとにかくバグが多いです。インストーラ版のiTunesの時からバグは多い印象でしたが、ストア版ではそれに拍車がかかった印象。インストールの手軽さから最近はストア版を使っていましたが、インストーラ版を試しておくことにします。
幸いにも8.1ユーザーを思ってか、インストーラのDLリンクはわかりにくくなったものの未だに残されています。
↑に飛んだ後に、下へスクロールして、ほかのバージョンをお探しですか?のWindowsをクリック。
をクリックします。
インストーラ版とストア版の共存はできないので、ストア版の方はアンインストールしておきます。
アンインストールが済んだら、インストーラを開きます。
少し懐かしい。
インストーラに沿って進めていけば良いですが、ストア版よりもインストールに時間がかかる他、複数回ユーザーアカウント制御が表示されるためインストール完了まで見張っておくことをお勧めします。
操作感や機能はストア版と特に変わりません。
筆者はXRのバッテリー切れ待ちの間にIPSWをダウンロードしていたので、それを使用。
バージョンを重ねるごとにファイルサイズが増していきます。
ストア版ではコケていた箇所を難なく突破。
無事、復元成功。
この画面は地味に初めて見た気がします。
原因は、不明。
なぜストア版ではコケるのか原因は不明なままですが、とりあえず筆者の場合はインストーラ版を使用することで回避できました。気になったのは、ストア版だとコケる箇所で、インストーラ版だと "Mobile Device Serviceを開始または停止" のユーザーアカウント制御画面が表示されました。
これが関連しているとすれば、ストア版のMobile Device Serviceに問題がある気がしますが、やはり筆者の知識ではどうにもならない。
余談ですが、いつAppleの気が変わってインストーラの配信を止めるかもわからないので、インストーラを保管しておくことをお勧めします。ChromeのVistaへの対応のように、サポート期間中にも関わらず投げ出す可能性も否定はできません。Vistaのサポート終了1年前に更新を止めたChromeは流石にどうかと思いましたが。全く関係ないですが、筆者はその頃からあまりChromeを推していません。