Core's Blog

何か、いろいろ書く。

EliteBook 2540pで、Windows10で指紋認証を使えるようにした。

【追記】2022/4/16

全体的に記事に修正を加えました。具体的には文章の修正、リンクの修正、不要箇所の削除を行いました。

 

注意

筆者は既にEliteBook 2540p、ProBook 4730sを手放してしまっているためこの記事について検証ができません。2019/5/25現在の情報であることに注意してください。

 

 

元々Windows7世代のEliteBook 2540p。もう10年落ちくらいになるのでしょうか。

そんなPCに無理やりWindows10を入れて動かしているわけですが、HPからのサポートもとっくに切れているところもあり、ソフトウェアが限界な気がします。

IDTのオーディオマネージャ入らないし。

 

指紋認証が、ある。

そんなEliteBook 2540p、実は指紋認証がついています。

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Windows7の時はデフォルトで入っているHP製のソフトで指紋を登録してWindowsのロックを解除できたのですが、ロックが絡んでいるので互換性とかの問題でWindows10ではこのソフトは使えなくなってしまったようです。

が、Windows10はWindows Helloで公式で指紋認証をサポートしています。じゃあそっち使えばいいじゃんっ、ってことで覗きに行ったのですが、「指紋センサーなんて見当たらんぞ」とのこと。

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バイスマネージャーで確認してみても、Biometricは入っています。

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少々疑問に思いググってみたところ、どうやらBiometricではWindows Helloは使えないらしい。残念。

というか、Windows Helloに使えないなら何に使うんだこれ...。

 

何とか、使いたい。

いちいちパスワードを打つのも面倒なので、どうにかして対応させられないかと探し回っていると、どうやらドライバを入れ替えることでWindows Helloに対応させられるらしいので、いろいろ弄ってみましたので、その備忘録程度に書いておきます。

その時にうまくいかなかった方法と、すんなり成功した方法がありますので、両方書いておきます。

面倒な方は、というか失敗編は特に役に立たないと思いますので、読み飛ばしていただいて構いません。

 

大雑把に、説明する。

どうやらWindows HelloはWBF(Windows Biometric Framework)規格対応のドライバだと使用可能なようです。

ということで、Biometricとして認識している指紋センサーを生体認証デバイスとして認識させます。

Biometricドライバの存在する意味、何なんですかね。

 

恐らく、他のHP製PCでもできる。

筆者は

EliteBook 2540p Core i5 540M DVDドライブ無しモデル

Windows 10 Pro 1809

という環境でやっていますが、恐らく少なくともこの近辺の世代のHP世代のPCであればできるかと思います。

実際、ProBook 4730sでも同様の手順で成功しています。

 

WBFドライバの、導入方法。

HP公式のドライバーをダウンロードしてきます。ただし別のモデル向け。 

https://h30437.www3.hp.com/pub/softpaq/sp58501-59000/sp58900.exe

恐らくダウンロードに時間がかかると思いますので、その間に別作業をします。

 

バイスマネージャーを開きます。デバイスマネージャーはスタートボタンを右クリックするとメニューに出てきます。

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Biometric の中にある、Validity Sensorを右クリックしてプロパティを開きます。

ドライバーを開き、デバイスのアンインストールを選択します。この時に「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します。」にチェックを入れておきます。

Biometricが消えますが、そのまま放置しておいてください。

 

先ほどダウンロードした、sp58900.exeを実行します。

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ウィザードに従って進めていきます。このウィザードでは、ファイルを展開しているだけですので、解凍したファイルを開きます。

ウィザードのデフォルトでは

C:\SWSetup\SP58900

に保存されています。

そのフォルダの中にある、WBFDDKSetup.exeを実行します。

画面に従って進めていくと、終了すると自動でウィザードが閉じます。

セットアップが終了したら、デバイスマネージャーに戻ります。

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操作→ハードウェア変更のスキャンと進みます。

不明なデバイスというのが表示されると思います。

実はこの時コツがあって筆者は地味にハマったのですが、Windows10はドライバが見当たらないデバイスがあるとUpdate経由で勝手に探してしまいます。折角さっき削除したドライバを勝手に入れられてしまいますので、Wi-Fiを切るなりLANケーブルを抜くなりして一時的にインターネットから切断しておくことをお勧めします。というか、切断しておかないと物凄いスピードで邪魔なドライバをインストールされてしまうので、目当てのドライバが入れられません。

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不明なデバイスを右クリックし、ドライバーの更新を選択します。

ドライバーの検索方法というウィンドウが表示されますので、コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索 を選択します。

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参照を選択し、先ほど解凍した時に特に場所を指定していない場合は

C:\SWSetup\SP58900\Drivers

を指定します。この時、サブフォルダーも検索するにチェックを入れます(デフォルトでは入っています)。

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ドライバーのインストールが始まります。少し経つと、ドライバーをインストールするか聞かれますので、インストールを選択します。

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このように、正常に更新されました と表示されれば成功です。

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無事、生体認証デバイスとして認識されました。

 

Windows Helloを設定していく

画面右下の、通知センターを開き、すべての設定→アカウントを開きます。

サインインオプションを開き、Windows Helloの項目の指紋認証欄にセットアップと表示されていればOKです。

指紋の登録にはPINが必要なので、PINを設定していない場合はPINを設定します。

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指紋のセットアップも完了しました。

その後、一度サインアウトし実際に使えるか試しましたが、問題なく使用できました。精度は結構いいです。

 

Windowsによって強制的にドライバを戻されることも今のところありません。

この記事、実は作成に既に1時間ほどかかっていて、ドライバの置き換えからもかなり時間がかかっているのですが、今のところ強引にドライバが書き換えられるといったこともありません。

 

手間対効果は、薄い。

筆者は割とこの辺の作業は慣れているので、ここまでして指紋認証を使えるようにしましたが、あまりPCに慣れていない方はここまでして使えるようにするよりは、そのままパスワードを使った方が楽かもしれません。